HCLテクノロジーズによる「Notes」「Domino」などIBMソフトウェア製品買収の報道に関する公式見解

　ノーツコンソーシアム 会員各位

公開日：2018年12月13日

 

　2018年12月6日（現地時間）にHCLテクノロジーズによる「Notes」「Domino」などIBMソフトウェア製品買収の報道がありましたが、ノーツコンソーシアム（以下、当会）は、あくまでユーザー会ですので、ノーツ／ドミノのご利用者支援として引き続き活動をさせて頂く方針です。

 

　現在までもメーカーであるIBM殿から発信されない情報なども広くユーザ企業の経験値として会員の皆様へご提供して参りました。また会員企業間の情報共有の場として、その責務を少なからずとも果たして参りました。

 

　IBM殿からHCL殿への事業移管が行われる現環境では、当会の役割が益々、大きくなる事が予想されます。

 

　IBM殿も現在のところ当会の支援は継続される様相です。事業移管後のHLC殿との関係はお約束できませんが、新しいプロダクトメーカーとして当会への協力を依頼していく予定でおります。

 

　また、IBM殿の製品サポート機能がどの様な組織で行われるかもわからない状況でもありますので、会員企業の皆様のご支援で、ユーザの思いリクエストをメーカーサイドにお伝えできる媒介としても存続の価値が高いと考えられます。

 

　当然ながら、本年度総会にて会員企業様のご意見により、方針の変更を余儀なくされる事も予想されますが、当会の存続価値をご支持頂けるものと考えております。

 

　とうぞよろしくお願い申し上げます。

 

ノーツコンソーシアム　

会長　田中 耕二　

 

 

 

（関連リンク）

 

 日本アイ・ビー・エム株式会社によるニュースリリース（日本語）

「HCLテクノロジーズが一部のIBMソフトウェア製品を18億ドルで買収」

 

 IBM corporate によるプレスリリース（上記リリースの原文）

「HCL Technologies to Acquire Select IBM Software Products for $1.8B」